川獺伏草  ~おがどらの雑記ブログ~

自由気儘に書きたいことを書き連ねるブログです。

参院選では国民民主党に投票します

 こんにちは。おがどらと申します。2022年7月に行われる第26回参議院議員通常選挙では、国民民主党に投票したいと考えています。具体的に東京選挙区では「荒木ちはる」に、比例区では「矢田わか子」に票を投じる予定です。(私は零票確認ガチ勢のため、期日前投票は行わず、当日に投票します。)以下、私が票を投じる理由を述べていきたいと思います。


 以下、私が国民民主党を支持・投票する理由について述べます。これは個人の見解であり、所属団体や国民民主党を代表する意見ではありません。またこれは国民民主党への投票を強制するものではありません。

 また、記事内には私の政治に対する知識・リサーチ不足から、誤ったことを述べている可能性もあります。もし見つけましたら、優しく訂正していただけると幸いです。


国民民主党を支持する理由

 国民民主党は、従来の政党の中で最も「未来を見据えた政治」が行え、かつ「現実を直視」できる政党であると私は考えています。他の政党では、目先の利益に囚われて日本が先細りしてしまうような政策を掲げていたり、逆に遠くの未来を見すぎて現実を直視していない政党もあります。国民民主党は、現実に存在する問題に対して対処方法を掲げつつ、将来的に日本を良くするビジョンについて同時に考えている政党です。

 また、野党でも与党でもない「ゆ党」として、時には与党と、野党と折衝しつつ政策を形にする実行能力があると考えています。私は今まで、国会は数のみが正義だと考えていました。与党にならないと政策は実現出来ないと考えていましたが、玉木雄一郎さんは違いました。彼は岸田首相と度重なる会談を重ね、ガソリン代の値下げなどについて粘り強く交渉を行ってきました。

 また、このときには夏・冬の電力不足に備え、原発再稼働の申し入れを行っています。原発再稼働が一朝一夕で出来ないことを分かっているからこそ、この時期に申し入れを行ったのだと思います。彼は投機的実行を行える人物だな、と私はその時に思いました。投機的実行とは、主にコンピューターサイエンスの用語で、「必要でないかもしれないことを前もってやっておく」というニュアンスのある言葉です。原発再稼働をいつでも出来る状態にしておく。それは必要にならないかもしれませんが、最悪の状況(停電)を避けるための1つの手段として確保しておくべきだと考えたならば、確保する。それが出来る政治家は日本には貴重であると感じています。

 そうした能力を持った上で、「給料の上がる経済の実現」、「人づくりこそ国づくり」という理念に共感したため、国民民主党を私は支持しています。もちろん、給料の上がる経済を実現させるための道筋は充分に示されています。あとは実行する力を国民民主党に与えてあげるだけだと考えています。

 「たった1つ、議席が増えてもできることは変わらないんじゃないの?」今まではそう考えていました。しかし、参議院では10名以上の賛成で法案提出権が認められます。それによって、国会では「過半数を超えないと何も出来ない」ということが誤りだとわかりました。国民民主党に1議席でも多く与えることが、有権者である私ができることなのではないかな、と考えています。

東京都選挙区

「荒木ちはる」

 荒木ちはるさんは国民民主党の推薦を受けているものの、所属政党はファーストの会です。都民ファーストの会といえば小池百合子さんですが、彼女に拒否感を示す都民が多いことは重々承知しているつもりです。しかしながら、都内を歩きながら「受動喫煙が減った」ということは実感していますし、デジタルによる手続きの簡略化もかなり進みました。小池百合子さんは「都内でデジタル手続きが行えないのは国から委任されたものだ」と仰っており、さらなるデジタル改革のためには地方行政と国が協力して行わなければなりません。荒木ちはるさんは、都が単体ではどうしても行えない行政の在り方を、国政から変えていこうとしています。もちろん、それが進めば、東京都だけでない、他の道府県に移り住んだときも同様な恩恵にあずかることができます。

 以上のことから都民ファーストの会は、自民党では行えない改革を行ってきたと私は考えています。「7つのゼロ」公約に、「達成0」と揶揄されることもありましたが、私は確実に都民ファーストの会のおかげでそれらは改善したと考えています。小池氏の演説によれば、それらの達成率は82%とのことです。待機児童は9割減少し、犬猫の殺処分は0に…(これは東京都の基準であり、国の基準では0になっていないらしい)と演説で述べています。誇大広告感は否めませんが、着実に前進していると私は評価しています。

 荒木ちはるさんの公約の中で最も私が推しているものは「若者減税」です。終身雇用・年功序列システムの中では、若者の所得が低くなりがちです。その低い給与では、結婚・出産をためらってしまい、適齢期を逃してしまう… そんな問題が少子化の裏に存在すると私は考えています。これはそうした問題に対する適切なアプローチだと個人的には考えています。また同じ労働問題では、「NTTのようにジョブ型の人事制度を採用する企業を、国家主導で増やしていきたい」と仰っておりました。

 また、公約では子育て支援の所得制限撤廃を訴えています。確かに高収入の家庭では、低収入の家庭より子育てがしやすいと思うかもしれません。しかしながら、第2子、第3子と増えていったときに、子育て支援の有無で経済的な負担が増えるのにも関わらず、国からの支援は増えない…そういった状況になってしまいます。人口を維持するためには少なくとも合計特殊出生率が2.07(人口置換水準)に達する必要があるため、(子を持たない選択をする人を踏まえれば)第3子が育てやすい環境が必要不可欠ですが、現状そうなっていません。そこにメスを入れるための、良い政策であると私は考えています。

 私は今まで、情勢調査等で競っている候補のうち、議員になってほしい人に一票を投じるようにしてきました。その行動に即して考えれば、山添拓さんに一票を投じようと思うところです。しかしながら、私はどうしても荒木ちはるさんに力を貸したい、彼女の力に少しでもなれれば、と思い、一枚目の投票用紙に「荒木千陽」と書くことを決めました。他にも、乙武洋匡さんさいき陽平さんなど、国政に立ってほしい人はたくさんいたのですが、私の推しである国民民主党が推薦していることから、彼女に決めました。

比例選挙区

「矢田わか子」

 矢田わか子さんも、荒木ちはるさんと同様に子育て支援の所得制限廃止を訴えています。国民民主党の政策の中でも、未来のためには子育て支援が最も重要であると感じ、子育て支援を重視している候補者を選びました。所得制限の撤廃が如何に重要か、は先に述べたとおりです。私はまだ学生ですので、子を育てるのも所得制限に引っかかるような所得を得るのも当分先…そもそもあるのかどうかも分かりませんが、日本の将来を考えたときに、最もやらなければならない政策であると強く感じています。

 比例区は、実質的に「政党」と「候補者」の2種類に投票することができるシステムです。その中では「政党」が優先されるため、まずは自分の理念に最も近い政党を選びました。今回はそれが国民民主党でしたので、国民民主党の中から、独自に重視して掲げている政策を確認し、最も自分が重視している政策と一致している候補者を選択しました。国民民主党の立候補者はこちらから確認できますので、気になったら見てみてください。

まとめ

 以上の理由から、私は国民民主党の推薦・公認する候補に参議院議員通常選挙で一票を投じます。いままでの選挙では(と言っても前回の衆院選でも比例では国民民主党に投じたのですが)「数あるダメな候補者からマシな人を選ぶ」選挙でした。しかし、今回は初めて「心の底から選びたい候補者に票を投じる」という経験ができ、非常に面白い選挙だと感じています。まさに #国民民主党にワクワク です。この記事は国民民主党への投票を強制するものではありませんが、この記事を読んでくれた人が一人でも国民民主党に、荒木ちはるさんに興味を持っていただけたら幸いです。