川獺伏草  ~おがどらの雑記ブログ~

自由気儘に書きたいことを書き連ねるブログです。

株式会社ハウテレビジョン様でインターンさせていただきました

はじめに

 株式会社ハウテレビジョン様で2週間(月曜から翌金曜まで、祝日は休みの8日間)のインターンをさせていただきました。選考は書類及び技術面接の2段階によって行われました。技術面接ではAtCoder茶相当くらいのレベル感の問題が出題されましたが、データ構造について復習していればより良い回答が出来た気がしていて後悔しています。

 面接は3Dアバターで参加させていただいたのですが、それでも問題ありませんでした。

事前説明と事前課題

 インターンの約1ヶ月前に、軽くインターンで用いる言語やツールについてのキャッチアップが行われました。ここでReduxについて触ってみて課題を提出し、課題についての出来も問題ないと言われたのですが、それでもReduxについての理解は不足しているな…と常に感じた2週間でした。

インターン概要

 インターン対面で行われ、チーム開発を行いました。新型コロナウイルスに感染する懸念が有り、とても心配していたのですが、結果として無事に終わることが出来たので良かったと思います。社員の方々も職域接種によりワクチン接種済の方が多数で、インターン期間中もワクチンで休暇を取っている方が何人かいらっしゃいました。また、会場内でも定期的な検温や黙食など、万全な感染対策を行っていたので不安な気持ちも少し和らぎました。通勤ラッシュの電車に揺られるのは大変でしたが、昼食の弁当が美味しかったので全てを許しました。また、オンラインではしづらい、雑談を行うことが出来たので楽しかったです。

 インターンとしての課題は、既存のサービス外資就活ドットコムに修正、または新機能を与えるというものでした。それを自分含め3人のチームで立案から設計、実装を行い、最後にプレゼンを行いました。優勝チームには賞金が与えられるため、全力を尽くして課題を行いました。

 私のチームは外資就活相談室と呼ばれるコーナーに検索機能やオススメ記事のレコメンド機能、他ページから外資就活相談室への導線などを機能として盛り込むことにしました。

 私の担当したフロントエンドはReact / Reduxで記述されていました。Reduxは初めて触ったので、最初から最後までかなり苦戦しましたが、いい経験になったと感じています。実際に動いているサービスのコードをガッツリ触ったのは初めての経験でしたが、かなり大規模で全体像を把握するのに苦戦し、自分の力の無さを痛感しました。

 インターンは1チームあたり2人のメンターが付いてくださり、それぞれフロントエンドとバックエンドの質問に対応していただいていました。基本的な疑問はチームのメンターに質問する形式になっていましたが、メンター以外のエンジニアの方も積極的に質問に答えてくださいました。リモート出勤されている方も相談に乗ってくれたこともあり、インターン生に対するバックアップはかなり丁寧に行われている印象でした。

 コードはGitで管理し、branchを切ってGitHubにpush、Pull Requestを立ててメンターやチームメイトの方にコードレビューして頂き、LGTMを貰ってMergeするという手順を踏み開発をさせていただきました。しかしながら最終的には慌ただしく新機能をリリースしたり、影響範囲を深く考えずにマージしてしまったせいで、最終的なプレゼンの際にバグが残ってしまい、チームメイトに申し訳ない気持ちになりました。どんなに慌てていても冷静にMargeすることが大切だと痛感しました。これからは可能な限りテストコードを書いていきたいです。

 また、インターンの作業は貸し出されたPC(MacBook)で行いました。2020年に発売されたIntel CPUの16GBモデルだったので、最後まで処理が遅くて困る… なんてことは少なかったです。

 また社員の中にはHHKBやREALFORCEMacBookに接続して使っている社員もいて、親近感が湧きました。私も毎日HHKBを毎日持ち運んで使っています。(隙あらば自分語り)

 さらに、今回インターン期間中に本番リリースを体験することが出来ました。Issueに合わせてプルリクを出し、本番環境にMergeされてデプロイされるまでを経験しましたが、何重にもチェックを行っており、さすが企業だと感じました。

学んだこと

 技術的な面はもちろん、ビジネス的な視点も多く含まれたインターンであったと強く感じました。特にサービスとしてどのような視点を持って企画・立案を行うか、といったことについては他社様のインターンでは経験することが出来なかった体験でした。インターンでは優勝することは叶わなかったものの、社員さんから「機能をそのまま本番環境に欲しい」と言われたのは嬉しかったです。ユーザー視点で考え、欲しい物をド直球で創り出す力は、技術一辺倒で学んできた私には足りていない部分であると自覚したため、これから精進していきたい次第でございます。

その他

 今回のインターン期間中には、社員によるLT会が行われましたが、個性的な発表が途中にあり、とても楽しむことが出来ました。自分の好きなことについてプレゼンするのはする方もされる方も楽しいので、良い機会でした。サークルではオンラインプレゼンしか出来ていないため、久しぶりに対面でプレゼンを聞きましたが、やはりこういったことは対面で行いたいと思いました。  

謝辞

 2週間という非常に短い期間ではありましたが、フロントエンドのプログラミングに関する深い知識や、株式会社ハウテレビジョンという企業の奥深さを学べる一週間でした。メンターのお二方を始め、株式会社ハウテレビジョンの皆さん、チームメイトとして一緒にコーディングしてくださった方々、本当にありがとうございました!