川獺伏草  ~おがどらの雑記ブログ~

自由気儘に書きたいことを書き連ねるブログです。

iPhoneを買って悲しくなった話

こんにちは。おがどらです。

今回は高3の秋のお話。

 私は今でこそ2台持ちですが、もちろん1台しかスマートフォンを持っていない時期がありました。

 買ったのは9/25です。銀座のApple Storeで買いました。バイトの給料がその日に振り込まれたからです。

 買った理由は「マギレコしているときにFGOをしたかったから。」は?って思われるかもしれません。ただ、僕は3DSを4台持っていますし、パソコンも3台くらい使っています。そういう人間なので、ここについて深く理解してもらう必要はありません。

 ただ、AndroidiOSを普段から使い分けている人なんてごく少数ですので、スマートフォンの買い替えで困ったこととかありましたら是非ご相談下さい。ラーメン一杯くらいで付き合います。

 そんなわけでiPhoneを買ったわけですが、僕は生粋のガジェット好きですし、長年「興味があった」iOS端末がようやく自分の所有物になるわけで購入前からワクワクしていました。

 夏休み。週5でバイトに打ち込み、青春を犠牲にして(バイトももちろん青春の1ページには変わりないのですが)手に入れた数万円を、一つの電子機器に捧げるわけですから緊張もします。

 「デビットカードが使えなかったらどうしよう」

 そんな杞憂もありました。

 54864円。iPhone7 32GBの値段は今でもはっきり覚えています。

 カードをスキャンしたその先に待っていたのは白く、重く、リンゴのマークの入った箱。

 ぜったいワクワク、ウキウキするだろうな、と思っていたその開封の瞬間。

 

 何も感じませんでした

 

  その次に思ったことは、

 

 あ。こんなものか。

 

  それだけ。その時に僕は悟りました。

 僕は新しいもの、こと。そして未知で(自分でも)ワクワクするような出来事に対しての興味を失ってしまったんだ。心が枯れてしまったんだ。と。

 別にその時に特別鬱病に似た症状が出ていた訳でもないです。

 僕の物欲は「あって無いようなもの」。あったら便利だけど、無くても困らない。そんなもので占められているんです。そしてそれはお金で買う程の物じゃない。そんなことに気が付きました。

 高3にして「お金がたくさんあったとしても幸せにはなれない。」その言葉の意味をたった6万円でAppleは気が付かせてくれました。

 今では自らの幸せとは。そのことを自問自答する日々であります。

SNSに自撮りを上げる人

 [2/23 13:00 更新の追記はこちらから] 

 どうも。おがどらです。

 結論が出たので軽くまとめます。

 これ読んだらSNSやるのマジで馬鹿らしくなると思うんで、SNSに自撮りを挙げまくっている今が最高に幸せな頭のお花畑な人は見ない方がいいと思います。多分病みます。

 あと、前半はわりとありきたりな話なので、時間の無い方はこちらから飛んで読んでください。

人間の行動に関する基本的な考え方

 人間の行動に理由を紐付けるなら、マズローの欲求5段階説に当てはめるのが手っ取り早いです。大抵の人間の行動は

  1. 生理的欲求
  2. 安全の欲求
  3. 所属と愛の欲求
  4. 承認欲求
  5. 自己実現の欲求

 の5つに分類された欲求のいずれか、または複数の欲求に基づいています。忘れても大丈夫。Google大先生に「5 欲求」と入力して検索すれば出てきます。何なら4とか6とかでも出てきます。

 例えば、Tweetする行動は、所属と愛の欲求(共感が欲しい)、承認欲求(いいねが欲しい)等に分類されます。しかしながら、例えば

 「明日 6時 新宿 #メモ」

 というTweetになりますと、いいねや共感が欲しいわけではないですね。この場合は新宿で何があるかによりますが、例えば仕事だと生理的欲求の意味合いが強くなります。(仕事で収入を得る→収入で食事をする)もちろん、収入で何をするのかにもよりますが。(以降、このブログ内ではお金を得る欲求を生理的欲求としています)

 本題

 さて、本題に移りますが、SNSに自撮りをアップする一般人の理由を考えられるだけ挙げてみました。

  • 仕事として(スポンサーがついている)
  • メモ、記録
  • みんながやっているから
  • 写真を撮り、現像したいから
  • 目立ちたい
  • 自慢
  • 反応が欲しい
  • 自分が何かを遂げたことの証明

 目立ちたい、自慢、反応が欲しいというのは承認欲求ですね。自分が何かを遂げたことの証明も、間接的に承認欲求と言えます。特に目立ちたい、インフルエンサーになりたい、有名になりたいという欲求は最近の若者に強く表れる欲求で、TikTokとかの広告で呆れるほどみた文字列ですね。もちろん、有名になって広告収入で稼ぎたい、それを仕事にしたいという人間も少なくないと思いますが、SNS上において、基本的には「有名になるから仕事が入る」のであって、決して「仕事を入れるために有名になる」のではありません。(そういった人は夢見過ぎです。)

 また、メモ、記録に関しては「自分が写っている必要無くね」というツッコミが当てはまります。極論言えば「SNSにアップロードする必要すらない」のです。だってメモを見せびらかす必要は無いですからね。ただ、SNSがメモ以上に身近になっている人もいる以上、完璧には否定できないですね。( 先ほどの例で言う「明日 6時 新宿 #メモ」とTweetする人)ぼくはそういったことはFF0の鍵アカウントでやっています。

 「みんながやっているから」これが厄介。所属と愛の欲求です。日本人は同調圧力が大好きなので、人と違った行動をしている人、もしくは人と同じ行動をしない人を疎外する傾向にあります。もちろん全ての日本人に当てはまるわけではありませんが。これは可哀想というか。僕はたまたまそういった集団には所属しませんでした。(もしかしたら既にハブかれていたのかもしれません。)でもそういった環境を作り出す「周りの人々」は承認欲求故にSNSに自撮りをアップロードする人たちでしょう。

 そして「仕事として」は一部の人たちの生理的欲求です。もちろん、一部なので一般人としてカウントしません。

 「写真を撮り、現像したいから」。何を隠そう、僕のInstagram運用の理由なのですが。(もちろん自撮りはアップロードしていません)僕はInstagramにでもアップロードしないと写真の現像をしないので、ノルマ的な意味でInstagramをたまに更新しています。現像ってアップロードする先が無いとしませんもんね。これは自己実現の欲求に当てはまりますが、もちろん普通の若い人たちの大半は「現像ってなに?」「Rawってなに?」という状態ですので、これには当てはまらないでしょう。

 つまり、SNSにアップロードする人の理由の大半は「承認欲求を満たしたいから」

 ではなぜ、僕は「マジで下らなさ過ぎる」とTweetしたのか。それは、

SNSの反応による承認は錯覚だから

 です。

 今度は自撮りをアップロードする側ではなく、自撮りをタイムラインで観測する側に立ってみましょう。あなたは、その投稿に「いいね」を付けるでしょうか?

 広告やリツイート、シェア等で回ってきた投稿以外、すなわちあなたがフォローしているユーザーの自撮りなら、さほど良く思わなかったとしても、「いいね」してしまうと思います。中には既読感覚で付ける人もいるかもしれません。かくいう僕もその一人です。日本語にはいい言葉があります。こういった行為を「お世辞」と言います。現実でも懲り懲りなお世辞の言い合い、わざわざネットに持ち込むとかちょっと人間関係極めすぎじゃないですか?人間関係の疲れをどこで発散してんだよ。

 なかには、本当にいいと思って「いいね」を押すことがあるかもしれません。ただ、大半の若者がSNSに載せる事柄と言えば、プリントシール機で写真をとった、パンケーキを食べた、タピオカを飲んだ、原宿に行った、テーマパークに行った、どまりです。そんなの金を払えば誰だって出来る。

 あなたは人が遊んだという経験に対して、心の底から「いいね」と思えますか?

 私は少なくとも、大半の投稿をいいねとは思えません。大半の投稿は「無関心」です。最近のSNSのキラキラ系画像投稿でいいと思って「いいね」を押したのは、ミラコスタに宿泊した相互さんの投稿くらいです。僕はその画像が自撮りであるか否かに関わらずそれをいいと思えることを踏まえれば、やはり自撮りは不要ではないかと思えてしまうわけです。というかこれに気が付いたとき、自撮り、非自撮りに関わらずマジでSNSやってる意味無いとすら思えるんですけどね。

 ただ、アップロードする側の心境からすれば、自撮りに対して反応があることであたかも「自分が」周囲から認められている感覚に陥る。例えそのいいねしている人がその投稿がきれいだ、そのご飯がおいしそう、そのアトラクションが楽しそう、ましてや隣の人がかわいい、そもそも既読感覚で「いいね」しているだけ、、、そんな風に思ったとしても、つく「いいね」は色も形も統一された一種類のみ。それを投稿側は全部「自分が」かわいい、かっこいい、綺麗、などといった言葉に脳内で変換してしまう。それが自撮りの恐ろしさです。言い換えれば、自撮り投稿への分散された感情は(無感情も含め)SNSという漏斗を通すことで全て「自分への」「いいね」へと化けるのです。それが100件も200件も反応があろうものなら、まるで自分が人気者にでもなったかのような錯覚を起こすことでしょう。もちろんアイドルや女優並みに可愛い人がやれば別でしょうけど。

 つまるところ、自撮りによって承認欲求を満たすことは出来るが、実際には承認されているとは限らない、ということなのです。また、たとえ承認されていたとしても、投稿者はその承認を過剰に評価しがちなのです。

 

 それに気が付いたら全てが馬鹿らしくなりました。SNSから承認欲求を受けている人、実質虚無から欲求を満たしていることを思えばSNSのエネルギー生産力には恐ろしいものがありますけれど、そんなものからくりを知ってしまえばなんの力もありません。前書きに

 これ読んだらSNSやるのマジで馬鹿らしくなると思うんで、SNSに自撮りを挙げまくっている今が最高に幸せな頭のお花畑な人は見ない方がいいと思います。多分病みます。

って書きましたけど、その意味分かりました?僕がこういった人で、今まで得ていた承認欲求が空虚だと知ったら本当に自信を無くして病むと思います。

 マジで病んだ人がいたらごめんなさい。誰でも出来るアイデンティティの確立の方法(高2で書いた学校の課題です)をブログに上げるので、もしそういう人がいれば僕に知らせてください。


  追記(2/23 13:00)

 「メモ代わりに使っているが、隠す必要もないし見られた方が続くから投稿している」という方がいらっしゃいました。

 僕も「見られた方が続く」という理由でInstagramを更新していますし、そういった人がこの世の中に存在するということは理解できます。しかしながら、自撮りを隠す必要がない、というのは私には理解を超えた何かではないかと思います。なにかの投稿がきっかけになり炎上、顔特定が怖すぎますので。

 実は一度、無断で投稿された集合写真から自分の顔写真を無断で切り出されてアイコンとして使われたことがあり、それ以降集合写真すら怖くなっています。

 そのときは炎上したとかではなく、単に個人のおふざけ半分でやられたのでネットの怖さを体感しました。スクショして訴えれば良かったのかな。(現在は削除されています)

おがどら紀行 ~シドニー編~

 

 


 ブログの書き出しって何が正解なんだろう?

 おがどらです。

 前回のブログの反響が思ったより大きくて、少しハードル上げちゃったなーっていう気がしています。

 今回は、オーストラリアのシドニーに行ってきて感じたことや出会ったものについて、ダラダラと書き連ねていこうと思います。ハードルを下げるための備忘録的な側面が強いので、読んでいて楽しいかと聞かれると、自信をもってYESと答えられませんが、それでもお付き合いいただければ幸いです。

 Day 0

  2019/1/31 この日付の意味することが思い出せるオタク君はそう少ないと思います。

この日、レンタルなんもしない人が地上波出演をしていました。彼の出演の一部始終を目に焼き付けてから一日が始まりました。彼、意外とイケメンなんですね。

 そして、翌日からはPSE認証のないリチウムイオンバッテリーが販売出来なくなる日でもありました。「羽田に行く前にアキバ寄れるんじゃね?」と軽率な考えを持った僕は、昼食のTKGを胃に流し込んだ後、キャリーケースを携えてアキバに向かいました。

 お目当てのものは流石にありませんでしたが、128GB 2000円くらいでmicroSDカードが売っていたので、スマホの容量に若干の不安があった僕はそれを購入。そしてたまたま見かけたSIMケースを購入しました。見ていたところグラフィックボードやマウスなどが激安で売っていたので危うく買いかけましたが、これから飛行機に乗ることを考えると流石に買えませんでした。

 時刻は14時。フライトは22時なので、まだ8時間ほど余裕があります。仮に3時間前に羽田に着くとしても5時間。さあ困った。

そうだ、ポケモンGOしよう。

 何をトチ狂ったのかは分かりませんが、品川駅でキャリーケース片手にポケモンGOをし始めました。さすがにそんなに体力が持つはずもなく、1時間ほどしたら空港に向かうのですが。空港ではソシャゲでもして暇をつぶしていました。

 羽田空港って意外と綺麗なんですよね。イルミネーションなんてしていてびっくりしました。

羽田空港にあるイルミネーションの画像

イルミネーション

 ふと・・・蘇る記憶・・・

それは288日前だった。。。

  そして・・・

  これは・・・

  やるしかないっっつ!

  完 全 再 現 っ・・・

 

 はい。完全に余談でした。

 機内は、飛行機事故において死亡率の最も低いと言われる最後尾でした。事故は幸いにも起こりませんでしたが。

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機内での過ごし方

 機内ではDアニメストアで予めダウンロードしておいたFateをはじめとするアニメを鑑賞してました。

Day 1

 寝るときはイヤホンで音楽を聴きながら寝ていたのですが、God Knows...を聴いて涙が零れたところで目が覚めました。これ聴いたら絶対目が潤んでしまうんだが。反則やろ。

 そんなわけで気が付いたら夏で、「僕は冬眠してたのかな?」などと一瞬考えましたが、ここが南半球であることを思い出しました。

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きたぞー。オーストラリア。

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ガルーラ及びペラップ確認!

 一日目はホテルのチェックインを済ませたのち、動物園と水族館に向かいます。

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 向かう途中にちゃっかりゲット。

 チケット売り場には待機列が2列。一つはカウンターで、一つはカード専用の列です。僕はJCBデビットカードを持っているので、カード専用の列に並びます。空いてるじゃんラッキーと思いながら、機械の前に立つとそこにはAmerican Express/VISAの文字。そうです、ここではJCBは使えなかったのです。というより、オーストラリアではカード支払いに対応している店舗のうち体感半分くらいしかJCBに対応していないんですよね。結局チケット売り場に並びなおすハメになり、時間をロスしてしまいました。

 動物は、もちろんオーストラリアに生息している動物たちに会えました!

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タスマニアデビルだー!!

 夜行性なので、影に隠れていましたが、飼育員さんの解説が始まると出てきてくれました!

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カンガルーだ!

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コアラだー!

もちろん、コアラをみたらこれをやりますよ。

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_人人人人人人人_
ポプテピピック
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

このためだけにリュックにポプテピ一巻入れたのマジでアホらしい。。。

他にも鮮やかな色の小鳥とかいた気がする。インパクト薄いけど。

水族館はスロープが多すぎて、バリアフリーなんだけど健常者に回りづらいとかいう意味不明な構造をしていました。あまり写真は撮っていませんが、

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 人間が展示されていました。

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 ネタばらしです。手を振ったら振り返してくれました。中の人優しい。

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 ジェンツーペンギンは可愛かった。。。無限に見ていられる。

 じつはこの展示スペース、中にボートみたいなもので入れる仕組みなのですが、めちゃくちゃ並んでました。ていうかガラス越しでも冷気が伝わってくる。

 衝撃を受けたのはこの看板です。

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 は????????

 どうみてもジュゴンですよね。ジュゴンの名前がブタって。。。海豚でもイルカだし。

 そういえば春節が2/5で、そこから猪年だったなぁとか考えてみる。十二支が向こうから伝わってくるとき、日本にブタがいなかったことから日本では猪年とするようになったとかならなかったとか。

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 ギフトショップで見かけました。日本製。。。

 カフェのようなところで食事。

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 意外と量がありました。。。このマカロン、手のひらくらいありました。

 マカロンの外のカリっとしたところが、ホールケーキの上にのっている砂糖菓子のような味と食感をしていました。
 食事後は、ぶらぶらしながら天文台に向かいました。

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 怪レい日本语。オーストラリアには寿司が至る所で売られています。日本より多いです。

 ポケモンGOの地図を見ながら歩いていたので、事前予約したツアーに遅刻しそうになりましたが。。。

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 写真を撮る余裕くらいはありました。天気は悪かったですが。。。

 シドニー天文台のナイトツアーではプラネタリウム鑑賞後に天体望遠鏡を覗き込み、あとはプロジェクターにパソコンの画面を映して解説って感じで、そこそこ面白かったです。(英語が聞き取れたとは言っていない。)プラネタリウム南十字星を観られたのが良かった。あと衛星ってMoonって言うんですね。初めて知りました。流石に天体の知識はある程度あるので英語が無くてもなんとかニュアンスでこの話しているんだなーって思いながら聞いていました。

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 ナイトツアーが終わると外は真っ暗でしたが、酒を飲んで騒いでる人たちがいて街は賑やかでした。クラブなんかは「金曜日の夜だから遅くまでやってるぜ!」って看板を出してました。

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 夜景も綺麗でした。

Day 2

 この日の朝食は前日にスーパーで購入したパンと牛乳、そしてヨーグルトでした。朝からレストランに行くのも良かったけど、そんなに量は食べられないし、現地のスーパーで買ったものも日本との味の違いを知るためには十分でした。牛乳、クソマズかったなぁ。。。あと数日間、日本の牛乳を飲めないと考えると、少し悲しくなりました。シドニー現代美術館とオペラハウスに行きました。実際もっと回れそうな気もしたけど、日程的にはそこまで急ぐ必要もありませんでしたし、なにより前日の疲れが残っていました。日付を超えるくらいまで外にいたからね。。。

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 オペラハウスのポケモンジムにはパルキア出現するも、逃してしまいました。

 しかし、そこで話しかけた現地住民にガルーラを交換してもらい、二匹目をゲット。

 そういえばペラップを捕まえたのもこの日だっけ。ポケモンGOのためにゆとりある日程を組めて良かったです。

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 インスタ映えしそうなスイーツをパシャり。

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 ハンバーガー美味しかったなぁ。

 二日目終了。え?これだけ?って感じがするけど、ポケモンGOしてたら終わったって感じですね。

Day 3

 この日は晴れ!というわけで海に向かいました。(天気予報を見て予定を立てていました)

 ボンダイビーチへのアクセス手段は、バスです。現地のバスは乗り方がめちゃくちゃ難しいからやめとけ、なんならHISのツアーを使え、と脅されて(?)いたのですが、とあるブログを見たらめちゃくちゃ簡単に乗れました。

シドニー旅行・観光ガイド 「まごつきませんシドニーでは」

 このサイト。旅行中、何回かお世話になりました。このサイトさえ読めば、観光名所は一通り抑えられますし、なんなら英語が全く分からなくても大丈夫なほど完璧に作り込まれていますので、良かったらぜひ。

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 うわ~眩し~!陽キャの群れだー!

 水着なんかは持ってきていませんが、足首まで浸かるなどしました。波しぶきにやられてズボンがびしょびしょになってしまいましたが、乾燥した天気ですぐに乾いてくれました。なんかめちゃくちゃ夏っぽい写真だけど、気温30℃に達してないんですよ。驚きでしょ?日本なんて嫌になりますよ。ホント。

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 バスの中から眺めていたらApple Storeが見えたので立ち寄り。価格は日本のものより高かったな。。。休憩スペースっぽいのがあるApple Storeは初めて見たかも。日光も降り注いでいい感じです。高いビルが立ち並ぶ日本では出来ない芸当ですね。

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 天気がいいとなんでもない写真も撮りたくなるものです。

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 その日はオーストラリア博物館に行きました。目を引くのがこの展示。なんとオーストラリアに日本刀が。この日本刀、名前を"SHIRASE"というらしいです。オタクならピンとくるでしょう。南極のアレです。詳しく知りたい方は、下のリンクからどうぞ。

kyokuchi.or.jp

 

 閉館後、ディナー(レストランを予約)まで時間があったので、お散歩していました。ま、予約するほどの人気店でもなかったみたいだけど。

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 Microsoft Store.適当にぶらついていたらウルトラサンが売っていたので買ってみました。英語でプレイしているので全く進みません。(日本語も選べるんだけどね)

 ディナーは肉をセルフサービスで焼いて食べるお店です。なんか英語で長ったらしく説明されてキツイなーって感じだけど、まごシドさんの記事にがっつり載っていたので楽勝でした。感謝。 

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 おいしそうでしょ?実際おいしいから。てか焼いてる写真撮るの、スマホが熱暴走しそうで怖かったです。あと、トマトが肉厚で酸味控えめなので、食べやすかったです。日本のはあまり好きではないのですが、これならイケます。

Day 4

 シドニー最終日。観光名所は一通り回っていたので、やることもなくぶらついていました。でも実際、3日滞在だとキツキツのスケジュールになった気がする。

 天気も良かったのでハーバーブリッジを散歩しました。これが最高でしたね。シドニーに滞在した中で最も最高の思い出。

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 いい天気でしょ?いい天気なんだな。それが。気温30度。湿度50%。気温の割りに涼しい、というか過ごしやすい。湿度って偉大なんだなと感じさせられます。風がすごく気持ちいい。街中至る所にシティライナーが見かけられるのですが、こんないい天気じゃ僕だって走り出したくなる。そんな天気。

 はやくこれになりたい。

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 そういえば日本でもたまに外国人が着ているこの店、ありましたよ。それなりに高い値段してました。いいブランドなんでしょうね。 

 そんなこんなで帰国の時間になりました。

 ホテルからシャトルバスを6:15に予約していたのに、6:30くらいに来ました。まぁ、時間感覚が日本とは違うしそんなものかなぁと割り切ることにしました。でも、このバス、なんだかおかしいのです。なぜかというと、30分くらいしても一向にシドニー近郊から動かないのです。Google mapによると、ホテルから空港までは約15分の距離。外を見ると、なぜかみたことのある風景。実はシドニーって狭くて、特に観光地に関しては池袋 新宿 渋谷 原宿くらいを無限に行き来している感じなので見たことある土地にたどり着くことはそう珍しいことではないのですが。なんとこのバス、

ホテルに戻ってきていたのです

  さすがに笑いました。45分かけて行きついた地点はリスポーン地点。もともと15分遅延していたので、想定より1時間遅れています。飛行機には間に合ったので良かったのですが、、、ちなみにそのホテルでは2人の日本人観光客と見られる人を乗せていました。

 その後はなんのトラブルもなく、シドニー空港まで向かうことが出来ました。

 シドニー空港では、免税店で余った現金を消費するため、最後のお土産タイムです。日本円にして約3000円。もちろん、これだけのお金を両替するのは馬鹿らしいです。

 レジにつくと、白人男性に英語で挨拶されました。返すのに戸惑っていると、「こんにちは」と日本語で挨拶されました。やさしいですね。日本語練習中なんだとか。会計が終わると、彼は微笑んで、こう言いました。

 

「あけましておめでとう!」

 

? ? ? ? ?

 

  え、あけおめって何? 2月だよ? 正直マジで混乱しました。少し経って、そうか、と思いました。街中にあふれた豚の絵の数々。旧正月という存在。彼は中国と日本の文化を混同していたんですね。割と海外ではある話です。海外で日本人だと言ったらK-POP流されるとか、良くある話です。流石にこれからも間違い続けるのは可哀想なので、日本では旧正月の文化は無いことを伝えようとしましたが、英語力の@NASA故にその店員はキョトンとしていました。英語鍛えなきゃ。ていうか、その日2/4だったんですけど、旧正月は2/5なのでどっちにしても大晦日なんですよね。二重に間違えててウケる。

総括

 真夏に行ったシドニーでしたが、暑がりの僕でも過ごしやすく、快適な旅となりました。シドニーのさまざまな点を評価するとこんな感じです。各項目10段階評価で、日本を5としたときの数値です。

  • 食事・・・7/10
  • インターネット・・・3/10
  • 物価・・・3/10
  • 気候・・・9/10
  • 治安・・・4/10
  • サービス・・・3/10

 ほかに項目あるかな?こんな感じでしょうか。

 食事はもちろんおいしかったのですが、牛乳がまずかったのが致命的です。チーズはおいしかっただけに残念です。誰かオーストラリアのおいしい牛乳を教えてくれ。また、スイーツやジュースなどは全体的に日本のものより濃く、甘いので僕的には高評価。果汁100%のジュース、体感的には果汁120%くらい入ってるだろってくらい甘い。プリンも最高においしかったです。スーパーであのクォリティなら言うことなし。

 インターネット。とても悪い。4Gに繋がることは稀で、繋がっても遅いです。55GBのSIMカードを購入して、撮った写真や動画をその場でアップロードしようと考えておりましたが、それが叶うことがないくらいおそい。4GBくらいしか使わなかった気がする。でも、この街にはインターネット以外の娯楽が溢れているので、そこまで気にならないかもしれません。

 物価は高いです。日本の2割くらい上を見ておいた方がいいかもしれない。ものによるけど。

 気候はほぼ完ぺきでした。もちろん雨の日やその翌日はジメジメしていたけれど、日本に比べたらそんなのへっちゃらです、って4日しかいなかったけど。

 治安はいいと思います。ただ、街中のホームレスは日本より多いかもしれません。

 サービスは少し不親切かも?スーパーで買い物した時、レジ袋はもらえません。その場で購入できますが。また、スプーンが付属しません。日本だと当たり前のようにプリンなどを買ったときにスプーンが付いてくる上に、家にもあるからそんなに要らないわ!ってなりがちですが、オーストラリアに行くと1つもなくて困りました。コンビニで使い捨てのものを買ったのですが、20~30個くらい付いてきて、ありすぎて困りました。パーティー用だと思います。値段もそれなりにしました。おそらく国家としてエコに取り組んでいるんじゃないかと考えます。(調べるのが面倒だった)

Day 5 (番外編)

 目が覚めると、そこは寒い冬の朝だった。かじかんだ手を必死の思いで動かして出したパスポートを片手に(脚色です。空港の中はもちろん暖房が効いていました)帰国手続きを終えると、そこには見慣れた日本語のある空間が広がってた。時刻は朝の6時。満員電車に乗る時間を出来るだけ減らしたかった僕は、疲れていた訳でもないのにバスのチケットを購入した。バスを待つ時間はいつものようにソシャゲを弄ぶ。空腹と口渇も家まで、と辛抱。バスに乗るとその温かさに微睡み、意識が遠のく。バス停から最寄り駅までは数駅ある。さすがにそれだけは避けられず、通勤ラッシュのJRに身投げする。そこで覚えた強烈な違和感。枯れた木々、吹き付ける北風。その違和感の正体が、けっして冬であるからではないことに気が付く。人が溢れる駅、プラットホーム。人がまるで家畜のように詰め込まれた車内。そこで聞こえる声は車内放送の女性の声だけであった。ここまで人がいるのにも関わらず、誰一人として声を発さない。今までそんなことに気が付かなかった。けれど、今日の僕は気が付いてしまった。日本はもう既にディストピアと化している。

クリスマスデートをして告白できなかった話

 はじめまして。おがどらと申します。

 学校もひと段落つき、まとまった文章を書く時間が取れたので、前々からやりたいと思っていたことの一つ、ブログ執筆をしてみたいと思います。

 

 最初のブログなので何を書こうか迷っていたのでツイッターのアンケート機能で聞いてみたところ、

 

 

 このような結果になったため、クリスマスデートについての経験談(失敗談)について書いていこうと思います。彼女との出会いから書きますので、少々長くなりますがお付き合いください。

 

 12/24にデートしている上に夜に差し掛かっていないので、厳密にはクリスマスでもクリスマスイブでも無いんだけど許してね。概要はこんな感じです。半分惚気話のような感じになると思いますので、嫌な方はブラウザバック推奨です。では。

 

 僕と彼女(代名詞)は当時月2くらいのペースでデートする仲であり、恋人関係になるのは時間の問題だと思っていました。そこで告白できずに関係は終わってしまったので括弧つきで代名詞と付け加えなくてはなりません。

 そもそもなんでクソ陰キャオタクにデートするような仲の女性がいるんだよ、と思われる方が大多数かと存じますが、僕も何故だかわかりません。自慢じゃないけど、僕に好意を伝えてきた女性は二人くらいいます。

 彼女には当時から見て半年前~おおよそ5月か6月頃には~好意を伝えられていました。好きだと。ですが当時の僕には「何かの罰ゲームか何かだろう」「僕を陥れるための罠に違いない」「たとえ好きだとしても、それは友人としてだろう」と思っていました。なにせ当時はデートすらまともにしていなかったので・・・ここら辺は記憶が曖昧なので、もうデートをしていたかもしれません。

  最近拝見したこのツイート、まさにこんな状態です。このツイートにリプライで垂れ下がっている会話も僕的には共感しかないので興味があったら見てみると良いと思います。ヤンデレ最高。

 そんなこんなで夏休みに突入します。僕の夏休み、あまりにも伝説的で学校で語り継がれているくらいなのでご存じの方もいらっしゃるかと多いかと思われますが、卒業研究をほぼほぼ終わらせました。しばらくこの夏休みについて話そうと思います。(脱線しちゃうけど)

 

 僕の学校では卒業時にWordで15枚以上のいわゆる論文ってやつを提出することが求められています。提出は三年生の冬休みの頭で、その一週間くらい前に追い詰められた生徒がエナジードリンクを飲みながら徹夜で終わらせる、というのがお決まりの流れなのですが、何故かこの時期に終わったんですよね。担任も信じてませんでした。

 きっかけや内容などの詳しい内容はいずれ別記事にまとめます。長くなるので。ここで重要なのは約一月半しかない夏休みでどうやって卒業研究を終わらせたか、です。

 最初は卒業研究を終わらせる気などありませんでした。宿題のレポートやるかー、ってノリです。終わってみたらWordで20ページくらいになっていたので、「あ、これ卒業研究として提出しても良くね?」って思った次第です。

 ただ、宿題としてのテーマ設定の時点で薄々感づいていたのは、「これガチらなきゃ書ききれないだろうな」ということでした。文字数制限もクソもないただの自由レポートなんですけどね。

 というわけでひたすらに資料を読み漁ったり計算をしたりしました。パソコンと向き合った時間は今までで一番長かったと、自信を持って言えます。三度の飯や睡眠より研究って感じで、床で寝ることも多かったです。ベッドに上がる気力すらなかった。ただひたすらに楽しかったので続けることが出来ました。

 

気が付いたら9月。

 

 「あれ、俺やらかしたんじゃね?」って思いました。それもあとの祭り。高校二年生の夏休み、その貴重な青春の1ページは、家から出ずに終わりました。

 厳密にいえばPCパーツ調達に秋葉原に行ったりしたのですが、片手で数えるくらいしか外出しませんでした。

 その事実に気が付いたときは、自然と涙が出てきました。「ぼくってなにをたのしみにいきてきたんだろう」「ぼくのこうこうせいかつってなんだろう」「ぼくのせいしゅんってなんだろう」そんな思いが頭を駆け巡りました。人生で数少ない、遊べる夏休みを無駄にした、そんな気持ちでした。そのおかげでそれ以降の高校生活は人に比べるとだいぶゆとりのある学生生活を過ごせたのですが。

 そんな考えが頭を駆け巡ったのは2018年9月6日です。なんでこんなことを覚えているのかといいますと、

 このツイートをされた日であることを覚えていたからです。おんなじ日によしざきおにいさんの展覧会に行っていたので、「残っていれば会えたのに・・・」と思いました。(脱線終わり)

 

 そんなとき、ふと思い出します。「そういえばこの展覧会、彼女にも誘われてたけど断っちゃったな。その時に断っていなければ、貴重な青春の1ページにそのデートを刻めていたかもな。」ちょっと後悔しました。

 二学期は夏休みを思い出すたびに病んだりしました。そのたびに「俺は卒業研究を終わらせているんだぞ」と、自尊心を維持するために思い出したり、実際に口に出したりしました。そのせいで周囲を不快にさせたりしたかもしれませんが。この卒業研究は自分のメンタルを何回も救ってくれました。

 そして彼女とは何回かデートしました。映画を観に行ったり、放課後ファミレスで勉強したりと、まさに高校生活って感じでした。長い通学時間(片道およそ2時間かかっていました)も、彼女と過ごすとあっという間でした。期末テストとか楽勝でした。正直言って、最初のころは彼女のことをあまり好きでは無かったのですが、だんだんと、自分にとってかけがえのない存在になっていきました。

 そしていよいよ冬休み。一応卒業研究を一部改善するという目標を立てます。三日くらいしかやりませんでしたが。彼女とのデートの約束はもう既にしてたかな。(記憶曖昧)どうやって誘ったのかというと、

「この映画観たいんだけど空いてる日ある?じゃあ12/24でいっか」

 そんな感じだったと思います。僕が女の子をデートに誘うときって目的ありきで、「一緒に行かない?」と聞く、というのがいつもの流れなので、その時もいつも通り誘いました。冬休みは他にも動物園に行ったりしました。

 クリスマスに映画を観に行く。行為自体は全く問題ないように思えて、一つ懸念点がありました。それは「座席を取ることが出来るのか」という問題です。映画自体はgiftedという、教育についてのものなのですが、時期が時期だけに怖い。映画館も東京にありました。座席を予約したかったのですが、クレジットカードが必要なもので、高校生には不可能でした。親に「クリスマスデートするからカード貸して」なんて到底言えませんしね。というわけで、僕はどうしたのかというと、

 

めちゃくちゃ朝早く行きました

 

 結局これが成功だったのか失敗だったのかというと、どちらでもないというのが正直なところです。しいて言うならクリスマスには映画を観ないというのが最適解だったと思います。朝一番早い回を観に行って、(前日の時点では全く予約が埋まっていなかった)座席がほぼ満席だったので。なんでそんな冬の早朝から映画に行くのか理解できませんけどね。

 映画を観た後は、東京、六本木にある森美術館というところに行きました。なぜかというと、そこでエルリッヒ展という特別展をやっていて、学校の政治経済の先生が観に行ったと伺って僕も行きたいと思ったからです。映画を観たのは日比谷で、(六本木から近い場所を選びました。)六本木までは地下鉄で行こうと思っていました。彼女は徒歩で行こうと言ったのですが・・・

 そして六本木についたとき、その空間に萎縮してしまいました。僕は初めて六本木という地に足を踏み入れたのですが、周りを歩く人の服装、走り回るタクシーと高級車の数、乱立する高級ブランド店に成す術もありませんでした。「あ、ここは僕の来る場所じゃないな」と、埼玉県に住む高校生は思いました。美術館なんかに行かずに立ち去りたいとまで思いましたが、さすがにそんなことは出来ないのでエルリッヒ展に足を運びます。なんかここら辺で昼食を食べたか食べなかったかしたと思いますが、よく覚えてません。エルリッヒ展自体は面白かったです。面白かったのですが、出てみたら太陽がまだ空にありました。当時の僕としては想定外のことでした。この後にイルミネーションを観ようと思っていたので。昼だったらイルミネーションもクソもありません。もうちょっと集合時間が遅ければ。六本木に徒歩で向かっていれば。後悔してもしたりません。覆水盆に返らず。

 気の利いた男性ならば、ここで暇つぶしの方法を提示できるかもしれません。ちょっとダサくても、「もっと一緒にいたい」と言えば済む話かもしれません。でも当時の僕にはそれが出来ませんでした。というか今でもできないと思います。

 また、ここまできて「彼女は自分のことが好きでは無いのではないか」とさえ思っていました。彼女、僕といるときに笑顔をほとんど見せてくれなくて、「僕といても楽しくないんじゃないか」と思うわけですね。僕が見逃していただけかもしれませんが。これは後で聞いた話ですが、緊張していて笑えなかったらしいです。クリスマスに会ってくれる異性はその約束に応じてくれるだけでもう告白に応じてるようなもの、という言説すらあるらしいですが、僕には信じられませんでした。あまりにも自尊心が無さ過ぎて。そう考えているうちに一つの結論に達します。

 

本当に好きだったら引き留めてくれるんじゃないの

 

  我ながら男としてクソみたいな考えだったと思います。白銀御行かよ。(この世の中じゃ男だから、とかは禁句だけどね)まぁ、そのくらい自尊心が無くて病んでたってことです。あと、これまでに自分から告白して失敗したことしかなかったとか、彼女を失うことが何よりも怖いとか、そういったこともあったと思います。結局告白出来なかったことで彼女を失うんですけどね。ハハ。

 というわけで彼女に対して解散を提案します。ところがどっこい、彼女はその提案を飲んでしまうわけですね。マジか、そう思いましたよ。だけど解散を提案する自分にも非があることは自覚していましたし、僕と彼女は相性が悪かったのかな、とかそう思っていました。彼女と青の洞窟、行きたかったなぁ。今考えれば渋谷に到達さえすれば何とかなったかもしれません。ヒカリエって意外と見るところがある。僕はその帰り道、TSUTAYAエヴァと俺妹の二期を借りました。School Daysとかいう神アニメに出会ったのもこの時期です。一方で彼女はその足で別の男性と遊んでいたらしいです。

 そういうわけで彼女に対して告白する機会を失ったまま、彼女との関係は切れてしまうわけですね。いや、たまにTwitterでいいねが飛んでくるけど。

 その後彼女は期間を経ずに別の彼氏を作っていましたね。「やっぱり僕のことを好きじゃなかったんだ」と思って本格的に病んでましたが、それとこれとは別問題ですよね。そういえば彼女は「あの時に告白されていれば付き合っていた」と言っていました。我ながら惜しいことをしましたね。今となっては正直どうでもいいのですが。

 

 これが物語の全容です。彼女は今SNSを見る限り楽しそうなので、これで良かった気もします(とか言うとまた病んでしまうので彼女のことはあまり考えないようにしています。)今ではブログに書けるくらいにはメンタルは復活しています。今の鋼のメンタル、無敵な気がする。

 しばらくは彼女のことを忘れられませんでした。ただ、思い出すたびに辛くなるのでとりあえずSNSをミュートしました。しばらくしたら解除しました。今はもう、大丈夫です。

 オタク友達にこの話を打ち明けたら、「それは女性に対して失礼だ。」と言われました。本当にその通りだと思い、去年の10月からクリスマスあたりはずっと申し訳なく思ってました。突然土下座したくなる衝動に駆られながら過ごしていました。この場を借りて謝罪させてください。

 

貴重な時間を無駄にさせて、期待を裏切ってしまって、申し訳ありませんでした。

 

 まとめると、彼女が本当に自分が好きであったか、それを信じることの出来なかったからこうなってしまった訳ですね。告白して受け入れてもらえなかったら・・・そういったことを常に考えてしまうわけです。

 以上、いない歴=年齢の拗らせオタクが恋愛するとどうなるか、でした。ここまでお読みいただきありがとうございました。鉄壁の防御(ATフィールド)を展開した個体を攻略できる者は未だ現れない。

 

 追記

 彼女(代名詞)にこのブログの下書きを見せたところ、「普通に面白い」と、感想が返ってきました。